So-net無料ブログ作成

デジタルピアノと消音ピアノ [ピアノ]

私が以前にデジタルピアノを使っていたことは「音楽の練習と防音①」の記事で書きました。
このピアノを、今のピアノ(消音機能後付け)を購入した時に5万円で下取りしていただきました。

購入した時は確か18万円くらいで、7年間ほど使いまくっていたので、正直5万円で引き取っていただくのは悪いような気がしました。

しばらくの間、その古いデジタルピアノは田舎の小さな楽器店に置かれてありましたが、どんな方が買っていかれたのだろう、と気になっていました。

新しいピアノが我が家に搬入され、古いデジタルピアノが運び出されたその日、幼稚園年長組の長女と4歳の次女は、昼間はうれしくてわいわい騒いでいたものの、夕方になったら「あのピアノはどうしたのかな~?」「見に行く!」と言って聞かなかったので、楽器店まで見に行きました。
当時は私はまだ運転できなかったので、3人で片道40分くらいかけて歩いて見に行きました。
12月だったので、寒かったし暗かったですよね。
楽器店の外から、自分達が使っていたデジタルピアノを眺め、二人は急に泣き出してしまいました。
しばらく帰ろうとしなかったので、大変困りました。

今なら絶対にそのようなことはないと思いますが、あの頃は(今もですけれど)可愛かったですね。

これは前置きですが、デジタルピアノや消音機能は、長持ちしません。
アコースティックピアノなら長持ちしますが、これらの寿命はどれくらいなのでしょうか?

デジタルピアノを使用していた時、一度いくつかの音が鳴らなくなって修理に来ていただいたことがあります。
はっきり覚えていませんが、出張費込みで3万円だったと思います。
他の電化製品もそうですが、「直すくらいなら買ったほうが安い。」という感じで、音が鳴らなくなった時点で買い換える方も多いことでしょう。
それにデジタルピアノも日々進化しているので、今のものは私が使っていたものとは比較にならないほど、多機能になっています。

私が使っていたデジタルピアノは、ピアノ、ジャズオルガン、チェンバロ、パイプオルガン、・・・など10種類くらいの音がありました。
特徴として、移調機能がついていて、ニュートラルな状態の時はつまみを中央に、左右に半音単位で移動させることが出来るようになっていました。

これを買った時は、「なんて便利なのだろう!」と思いました。
わざわざ移調譜を作らなくても、手持ちの楽譜で、移調して歌えるような気がしたのです。

しかし・・・使ってみると、やはり不便でした。

私は絶対音感の持ち主ではないし、相対音感もそんなに身についていないのですが、「C」の鍵盤を弾いているのに「A」に聞こえたら、変な気持ちになるのです。

だから結局移調機能はほとんど使っていませんでした。

それと、私がピアノを買い換えた時、私が行っていた教会でもデジタルピアノを購入しました。
それは、当時使っていたリードオルガンが壊れて、鳴らない音が出てきたためです。
リードオルガンは今台数も少なく、修理に非常にお金がかかります。
それで購入したデジタルピアノは、普通のものよりもアコースティックピアノに近い形で、音色も良く、私もはじめはそれを薦められたのです。(今までの話に登場するピアノは全てカ○イです!)
教会の礼拝で使うので、音はピアノではなく「チャーチオルガン」の音にして使うことがほとんどでした。
しかし、このピアノには大きな難点があったのです!
音を変えるのには、どこかのボタンを押してからだったと思いますが(ペダルを踏むのだったな?)、一番右の鍵盤をしばらく連打しないといけないのです。
そうしているうちに、チャーチオルガンなどの音色に変わるのですが、大変操作が難しく、面倒で(慣れればそうでないのかもしれませんが。)、礼拝前に音をオルガンの音に変えるのは牧師の役目ということになっていました。(オルガ二ストは年配の方ばかりでしたので。)
しかし、確かペダルを踏むと音が変わってしまうということがあり、うっかり家のピアノやリードオルガンの感覚で踏もうものなら、音がピアノの音になってしまい大変でした。(それで礼拝が中断されたこともあります。ピアノの音でも良いと思うのですが・・・・)
何だか不便なピアノでしたね。普通にワンタッチで音が変わるデジタルピアノのほうが使いやすかったです。購入しなくて正解でした。(タッチもアコースティックに近い、という触れ込みでしたが、消音のほうが良かったですね。)

・・・というわけで、今使っている消音ピアノですが、我が家の消音機能はT社のもので(楽器はカ○イ)、トスカさんのと同じです。(トスカさんのところは、今故障中。)
たぶん、使用年数は同じくらいなので、そろそろ寿命が来るのでは・・・と不安です。
そしてT社の消音機能は今生産されていないのです!
他の会社でも生産していますが、音はT社が一番良かったようです。

我が家ではなくてはならない消音機能ですが、消音にしても振動音が階下に伝わることは「音楽の練習と防音②」で書きました。
普通のデジタルピアノと違い、ヘッドホンを付けないと聞くことができないのが不便です。(例えば、子供の練習を監視したい時などに。小さい子が消音で練習するのは、いろいろな意味でよくないと思います。)

それから、非常に音が良く、弾いていると生で弾いている時よりも上手になったように思え、そこが大きな落とし穴なのです。
確かに鍵盤そのものはアコースティックピアノなのですが、どんなタッチで弾いても良い音が出てしまうのは練習にとって良いとは思えません。
私も一度そういった勘違いから本番で失敗しましたので、良い教訓になりました。

消音だけで練習せず、家は無理でもよそで借りるなどして練習を工夫したほうが良いと思います。

しかし、メトロノーム機能や録音機能が付いているので、役に立つことも多いです。













nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 3

コメント 6

c-tail

こんにちは。
>どんなタッチで弾いても良い音が出てしまうのは練習にとって良いとは思えません。
全くそのとおりだと思います。サイレントヴァイオリンでも全く同じことが言えると思います。
よい環境で、よい楽器で練習できれば上達の可能性があがっていくのでしょうが、現実にはなかなかそうも行きませんね~。
by c-tail (2006-05-16 19:40) 

トスカ

はいはい。偽リヒテルがやって参りましたよ。ピアノの綺麗な音を弾きたいなら、すぐにアコースティックで練習しましょう!
by トスカ (2006-05-16 22:47) 

Cecilia

c-tailさん、nice&コメントありがとうございます!
なかなか良い環境、良い楽器での練習は難しいですね。
しかし、恵まれすぎると練習しない、という話もあります。
条件が悪くても、音楽への情熱があれば、それを補うことは可能だと思っています。
サイレントヴァイオリン、レンタルできるので借りたくなってしまいました!
by Cecilia (2006-05-17 01:39) 

Cecilia

偽リヒテル(?)のトスカさん、nice&コメントありがとうございます!
娘たちは帰宅するとだらだらするので、すぐに生で練習できない時間になってしまいます。
もっと時間を惜しんで練習して欲しいものですが・・・。
by Cecilia (2006-05-17 01:42) 

あかね

うちは今のマンションに入居と同時に(6年前)、私が子供の頃から使っていたピアノを処分してデジタルピアノを購入しました。
(なぜピアノを処分しなければならなかったのかは、いずれ私のブログに書きたいと思います)
今は、現在ピアノを習っている長男が主に使っています。
いくら技術が進歩しても、音や感触はまだまだなんだろうなぁ、
とは思ってましたが、私の耳では情けないことによくわからないし、
アコーステックはしばらく触ってないのでタッチの違いもわかりません。
子供はどう感じてるんだろうと、先日
「先生のとこのピアノと、うちのデジピアノ弾いた感じ違う?」
と聞いてみたら「違う」と答えました。
「どっちが弾きやすい?」
「先生のピアノ」
デジピアノと言われたらどうしよう、と思ってたので
ホッ、としたのですが、正直複雑な気持ちでした。
ずっと習い続けるかはわからないけど、いずれは本物を、と思ってます。
(消音機能のこと、とても参考になりました)
by あかね (2006-05-17 15:36) 

Cecilia

ぶぶりんさん、nice&コメントありがとうございます!
マンションなら、デジピは必要ですよね。
どの程度のマンションならアコースティックでも良いのかわかりませんが、このブログで交流している方でもグランドの方もいらっしゃるし、いろいろですよね。
私の場合、どうせ声楽だし、デジピで充分と思っていたのですが、アコースティックを購入したのは子供の絶対音感訓練がきっかけでした。
やるなら良い楽器のほうがいいに決まっていますが、音楽の練習にはご近所の理解が必要ですから、念には念を入れたほうがいいですよね。
タッチに関しては、私が使っていたデジピでも当時はアコースティックに近いと感じたものです。が使っているうちに不満になりましたね。(私もピアノの人ではないのでいまいち分からないのです・・・・。)
by Cecilia (2006-05-18 08:50) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。