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子供のピアノの先生を探した経験・・・No.1

ここのところ、山猫さん、ピアノフォルテさん、トスカさん・・・とピアノの体験レッスン、師匠探しなどの記事で盛り上がっています。
私自身はピアノの師匠探しをしていないのですが、娘たちのための師匠探しの体験談を書いてみようと思います。

まず、私は自分が音感のなさに悩まされた経験から、娘たちには音楽系の習い事をさせるからには音感をつけたいと考えました。
いろいろと本を読み漁り、一音会のメソードで絶対音感をつけたい、と考えました。
絶対音感に関しては又改めて書きますので、ここでは深く触れません。
絶対音感をつけるには音を相対的に聴くことを避けなければならないので、ピアノレッスンを並行してする場合、気をつけなくてはならないことがいくつかありました。
あくまでも絶対音感をつけるのなら・・・という前提ですが、バスティーンメソードのピアノレッスンをすると、つきにくくなる・・・とかです。(主催者の先生も以前このメソードだったそうで、良さはわかっていらっしゃるのですが、絶対音感をつける場合には困る、とのことでした。)
そうなると、ピアノレッスンはこのことを軸に考えなければならないので、慎重に考えなくてはなりません。
一音会は東京にあるため、絶対音感訓練はファックスによる通信教育でした。
ピアノレッスンも一音会のメソードで出来れば良いのですが、田舎なので、そのメソードでレッスンしている先生はなかなか見つかりませんでした。
仕方なく私は一音会の教材を使い、自分でわが子にレッスンをしました。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、一音会ははじめはグーやパーで弾かせたり、絵音符
(どんぐりのド、レモンのレなど)で弾かせたりします。五線譜を読ませるのも固まり読み、模様読みなど段階を踏んでからです。
長女は相対音感訓練も通信教育でしました。(一音会は相対音感についてもメソードがあります。)

このようにしてバイエル前半程度の譜読みが出来るようになったころ、いつまでも自分が教えるのにも限界を感じ、先生探しをしました。(小1になってから)

見学したい・・・と思いましたが、見るだけ見て「やめます」というのも言いにくいだろうな、と実行に移せませんでした。(田舎なので、いろいろつながりがあるし。)

発表会を見て良さそうな先生に電話で問い合わせたりもしましたが、そういう先生のところはすでに生徒が一杯。

良い、と評判でも自分の感覚ではだめな場合が多かったです。なぜかというと、田舎の主婦の感覚では「近い」「好きな曲をやらしてくれる」(要するにエチュードなどをしない)というのが「良い先生」の基準でしたから。

長女も次女も小さい頃、カワイ特約店でリトミックみたいなことをやっていました(カワイの教材でしたが、カワイのメソードがきちんと伝わっているとは思えませんでした!)。

そこの社長さんには、引っ越したばかりの時声楽の先生(宝塚音楽学校で教えていらっしゃった)を紹介していただいたというご恩を感じていたので、その方にお願いすることにしました。

「とにかく、後々困らないようテクニックをきちんとつけてくれる先生がいいです。」
「そうだねえ、K先生ならお宅のお嬢ちゃんと合うんじゃないかな!?今も大学の先生のところでレッスンを続けているし。だけど厳しいよ!」

私はそれでは・・・とお願いすることにしました。前に紹介していただいた声楽の先生はその教室の先生ではなかったため、この社長さんなら・・・と思っていたのです!

だけど・・・やっぱりそのお店の教室の先生ではありませんか!
しかし、ちゃんと教えてくださるであろう、と期待して、そのK先生に決定!!

後でK先生から電話が・・・。
「どんな教材をお使いですか?」(私)
「バイエルとかピアノの森(曲集)ですね。ラジリテーなんかを使います。・・・」(声の感じは「~じゃないですかあ~?」という感じの今時のお姉さん。)

私はラジリテーというものを見たことも聞いたこともなかったので、本格的にやってくれそうな予感がしました。(バイエル、チェルニー系だったので。)

初めてのレッスン。
とにかく今までの音楽歴、どの程度できているか知っていただくためにも、家でやっていた教材などを持って行きました。
カワイ(特約店)なので前の子が帰るとすぐに順番が。

「こんなのをやりました。」
・・・先生は怪訝そうな顔・・・・
(相対音感訓練の教材&五線譜の書き取りを見て)
「え、これ何ですか!?」(不機嫌そう)

「じゃ、今やっている曲を弾いて。」(確かベートーベンの「ドイツ舞曲」でした。)

・・・という感じで、レッスンは始まりました。
その時は、その曲に関してご指導をいただき、「こどものバイエル下巻」「ピアノの森2巻」からすることになりました。

バイエルって今はやらないんじゃないのかなあ・・・こんなに簡単に決まっちゃって・・・まあバイエルをいかに使うかが大事なのかもしれないし、様子をみようかな・・・とその時思いました。

譜読みができていて、器用な長女は毎週毎週一発で合格し、カワイのグレードは11級からはじめましたが(同い年の同じ学校の友達はその頃13級)、あるたびに受験しても一発で合格。
先生は見込みがあると思ったかPTNAに出ることをすすめてきました。(そこの特約店は事務局になっていた)
そんなわけで小3から毎年PTNAに参加しています。
(これもなぜか順調で小3・小4の時は本選に行けた!)

こんなことを書くと自慢しているのでは・・・と思われそうですが、違います!
今はともかく、あの頃は私は家での練習にかなり付き合っていました。
もちろん譜読みは自分でさせます。
間違っても、「あれ、そうかな!?」と自分で考えさせます。
教えてしまう方が早いのですけれど。
すぐに合格にならなかった曲でも「先生はなんておっしゃったかな!?」とレッスン内容を思い出させました。
出来ないところは出来るまでさせました。
これで出来るようにならないわけがありません。
私のフォロー、そして曲がりなりにも専門的に音楽をやった(ホンの少しでしたが)経験が、娘のピアノの上達に貢献したのです。
レッスンによってのびた部分よりそのほうが大きかったと思います。

しかし、何しろ私はピアノが上手だったわけではないので、ピアノ科を出た先生にテクニック的な部分をしっかり教えて欲しかったのです。
K先生は短大出身で(しかもめちゃくちゃレベル高いところではない)、若かったですが、「さらに研鑽を積んでいる」というところに賭けたつもりでした。

K先生は一生懸命教えて下さいました。
どんどん伸びていくわが娘は進みが遅いほかのお子さんに比べて頼もしかったのだと思います。
それに性格的にも合っていたのだと思います。

しかし、レッスンは昔ながらのメソードで(「ピアノの練習ABC」「ラジリテー」などフランスものがあったので私は感動しましたが)失望しました。
お若いのに、しかり方(長女はあまりしかられませんでしたが、次女は何度しかられたか!)も、昔先生が付いていた先生の影響か、昔風でした!
しかるのはいいんです!厳しいのも結構!
それに納得できるだけの理由があれば。

レッスンについてくる私をどう思われたか・・・きっと「困るなあ」と思っていらっしゃったことでしょう。
レッスンでの私は子供に手も貸しませんでしたし、子供の代わりに答えたりもしませんでした。
ついでに先生の間違った理解に気が付いても指摘はあえてしませんでした。
ただ見ているだけでした。
家の練習でも先生と違ったことを言わないように努めました。
これはかなりつらいものがありました。
しかし、一旦ついてしまったら、簡単にはやめさせたくなかったので、こちらに引っ越すまで、その先生にお世話になりました。

疑問に感じたらやめればよかったのかなあ!?
K先生は、地元の実力派の先生たちともつながりがあるので、他の先生に鞍替え、というのもしにくかったですが。

でも、その先生ははじめのころおっしゃっていました。
「他の先生がよくないですか?私でいいんですか?」と。
何度か、もっと良い先生についた方がいいと言われていたのですが。
最後の頃は、先生も特約店をやめ、(本当はそういうことをしたらいけないのですが)先生の自宅レッスンに変わりました。

一生懸命やってくださった、ということで大変感謝しています。
才能ある弟子をたくさん抱えた実力ある先生ではこうはいかなかった事でしょう!!









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wild-cat

こんにちは(^^)今日のブログでちょっと触れるつもりでしが~
今バイエルに替わる教則本がたくさん開発されてるみたいですね。
もっと、子供のニーズに合ったと言うか親のニーズなのか。
どちらにしてもバイエル神話は崩れてきてるようです。
Ceciliaさん、先見の明をお持ちですね!
しがらみが此処でも・・・。私の場合は東京近郊だったから良かったかも。
5人も変わったものでs^^;
絶対音感・・・あると言われたけれど無いですね~どこに落としてきた?
ですが、なんと主人は絶対音感の持ち主です。
ピアノ習ってましたが、引越したらやはり先生探しが大変で挫折。
でもピアノは好きで良く弾いてます。だけど楽譜読めないの(笑)
私が弾いたのを、ほぼ忠実に再現します。羨ましいですよ、本当に!
by wild-cat (2005-10-19 15:06) 

ピアノフォルテ

熱心にピアノに付き合われたのですねー。すごい!うちの息子の幼稚園は「木下式音感教育」だったような?やはり東京に本部があり、泥んこのド、レスリングのレ、なんて不思議な歌を歌ってました。音感カルタとか音あてみたいなものも毎日。音感教育で集中力をつけるのがねらいだったらしいです。幼稚園の発表会には一人1台のマリンバ!太鼓、グロッケン、ティンパニーまで!びっくりしました。「運命」とか「新世界」を先生の不思議な指揮(あっちこっちの楽器に合図を送るため手が絶えずばたばたしてました)でバンバン演奏する園児には感動してしまいましたね。今、はたして息子にその成果は???
by ピアノフォルテ (2005-10-19 17:51) 

hanamizuki

私自身、先生に恵まれなかったので先生選びは慎重にしました。
運命的に良い先生に出会え6年になります。

>「近い」「好きな曲をやらしてくれる」(要するにエチュードなどをしない)
私は基礎はしっかりやるべきだと思うのですが、少し譜読みが出来るようになったからと言って「今は好きな曲をやらせているの・・・」と言う勘違い母が私の周りにたくさんいます。
まあ、人のお子さんですからいいんですけど・・・
せっかく「ピアノを習う」ですからしっかりやらせたら良いのに・・・と思います。
先生もそういう親に付き合うのも大変だと思います。
発表会でその差が歴然ですけどね・・・ 
by hanamizuki (2005-10-19 21:49) 

Cecilia

山猫さん、nice&コメントありがとうございます!
バイエルに代わる教則本がたくさん出ているのに、知ろうともしないピアノ教師も多いし、新しいものに飛びついても使いこなせない教師も多いようです。
バイエルでも良いとは思いますが、ドイツ古典派に偏らず、バロック、古典派、ロマン派、現代・・・とまんべんなく学ぶことは大切だと思います。
私も含め、今はピアノ教育に詳しい親が多く、先生も大変だと思いますが、謙虚に学んで欲しいものです。皆さんのような愛好者の熱心さに学ぶものは多いはずです!!
by Cecilia (2005-10-19 23:41) 

Cecilia

ピアノフォルテさん、コメントありがとうございます!
木下式は、本でその存在を知っている程度ですが・・・。
田舎だったので、そのような幼稚園はありませんでしたが、近かったら興味を持っていたと思います!
by Cecilia (2005-10-19 23:45) 

Cecilia

takakoさん、nice&コメントありがとうございます!
ピアノが嫌いになる子の多くは、読譜が出来てないと思います。
先生についているうちはいいですが、愛好者として楽しむからこそ、読譜力は必要ですよね!
先生がいなくても、自力で楽譜を読み、曲を仕上げる・・・こういう力をきちんとつけてくれる先生が良い先生だと思います。
by Cecilia (2005-10-19 23:50) 

reyoshi

Ceciliaさん、勉強になりました!
「近い」「保育園から先生が向かえに来てくれる」という理由で保育園の目の前の教室に通っている私です。
カワイでしたか・・・そう、カワイの先生って若すぎる位若いんですよね。
下の子は今だに子守状態(上手にできないとひっくり返って泣くし、気がちるとピアノの前に座らないし)だけど、上の子は結構盛り上げてもらってやってます。鬼のように怒らないけど、下の子は甘やかされすぎてフザケている気もします。

私も自分のブログで書いたみたいに、自分の先生は失敗しているので、絶対音感のゼの字も聞いたことがありませんでした。
一つ思い出すのは、先生が和音や単音を弾いて、「何の音?」というのを毎回やったので、何か取り入れていたかもしれませんけど。。。
自分の子がもうちょっと上手になって物足りなくなったら、先生変わろうと思っています。

個人的にですが、子供の頃のリトミックって、はやってますが、幼児向け産業?みたいではたしてタメになっているのか、疑問です。しまじろうも、普通の生活していれば身に付くことばかりで、無駄金という気がしましたし・・(すみません、しまじろうファンの方)

カワイでは使いませんが、上の子は結構バイエル好きですよ。「あのイカにも練習」というつまんない曲が良いみたいです(笑)
下の子は多分そういうのキライなので、個性に合わせて教則本を変更してくれる先生って、やっぱりいいですね~。
by reyoshi (2005-10-20 06:33) 

Cecilia

reyoshiさん、nice&コメントありがとうございます!
カワイも東京の青山や渋谷あたりの教室(直接知っているのはここなのですが。都会の教室はきちんとしたメソードだと思いますが、地方の教室だとヤマハでもどこでも理念が伝わっていないと感じます。私はここで、あえて「特約店」と書きました。「特約店」でないヤマハ・カワイは地方であってもきちんとしているだろうと思います。このピアノ教室の特集を終えたら、リトミック編をはじめるつもりです。うちの子が行ったリトミックははっきり言ってただのお遊びでした。あれくらいなら、だれでもできます!!本当のリトミックはこんなものではありません。「しまじろう」・・・(うちも幼児のときからずっとやっていますが)確かに無駄金ですが、小さいときは木のおもちゃなどが充実していて良かった!学校に入ってからは、子供が一人でも取り組みやすいので重宝しています。
私も批判されているけれど、バイエル好きです!そのうちご紹介したいですが、音楽の友社から、三枝茂章さん編曲のバイエルの連弾曲集が出ていて、(私は次女の初めての発表会で二人で連弾しました!)大変素敵です!
by Cecilia (2005-10-20 08:27) 

Cecilia

字を間違えました。
三枝成章さんです。
by Cecilia (2005-10-20 10:25) 

wild-cat

こんばんは(^^)
こちらの記事、TBさせていただいてもよろしいですか?
№5も楽しみー。UPしたら感想書かせてくださいねーv(^^)
by wild-cat (2005-10-20 17:51) 

Cecilia

山猫さん、コメントありがとうございます!
それに、トラックバックうれしいです!!
元はと言えば、山猫さんたちの記事があったからなのですよ!
皆様の影響で、どんどん熱くなっていく私!!
by Cecilia (2005-10-20 23:46) 

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