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くるみ割り人形 [音楽鑑賞]

わざわざご紹介するまでもないバレエの名作です。
チャイコフスキーの素晴らしい音楽、お菓子の国での各国の踊り・・・美しい舞台・・・!!
たいていの人はこう思うことでしょうね。
ここで取り上げたのは、昨日の「ヘンゼルとグレーテル」同様、クリスマスに上演される作品だからです。
まさにクリスマスの日の出来事で、夜中にクリスマスツリーが巨大になっていく様子〈実はクララが小さくなっているのでしょうか?)がチャイコフスキーの音楽により、素晴らしく感じられます。

いろいろな演出をご覧になった方はわかると思うのですが、クララの扱いが演出によって異なります(ドロッセルマイヤー、くるみ割りの王子、金平糖の精も然り)。

くるみ割り人形

くるみ割り人形

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 1995/11/01
  • メディア: ビデオ


マコーレー・カルキンがドロッセルマイヤーの甥、という設定で、夢の中ではくるみ割りの王子になります。
これは、見ていて大変楽しめるサービス満点の映画です。

クララが主役ですが、踊りの面では金平糖の精が主役のようになっています。
クララは黙って観ているか、金平糖の精と共に踊る・・・というのがほとんどです。
そうなると、王子の相手・・・というのは金平糖の精?
私は子供のころからこれがずっと疑問でした。

子供のころ何かの本で、原作に近いものを読んだ記憶からだと思います。

くるみわり人形

くるみわり人形

  • 作者: モーリス センダック, E.T.A. ホフマン
  • 出版社/メーカー: ほるぷ出版
  • 発売日: 1993/04
  • メディア: 大型本


クララは原作ではマリー。
クルミ割り人形はドロッセルマイヤーのいとこの息子で美しい若者だったが、ピルリパート姫の代わりに醜い姿に変えられてしまっている。
マリーがネズミの王様を退治したことで、若いドロッセルマイヤー〈クルミ割り)の姿が元通りに。
お礼に人形の国(お菓子の国)に連れて行ってもらいます。
若いドロッセルマイヤーはこの国の王子でした。
・・・・ここまでは夢の中の話なのですが、長い夢から醒めた後、マリーのところに若いドロッセルマイヤーがやって来ます。
マリーは彼に求婚され、一年後に結婚します。
(銀の馬にひかせた金の馬車で迎えに来るのです!)

上に挙げた本ではモーリス・センダック(「かいじゅうたちのいるところ」の作者)が絵を描いています。
センダックはなんと(!)「くるみ割り人形」の演出もしているそうなのです。
原作に忠実らしいのですが、どんなものか興味があります。
この人はモーツァルトが好きということで、作品を作っている間、モーツァルトを聴きながら霊感を得ていたようです。ちなみに、「くるみ割り人形」の絵本の中にも、さりげなくモーツァルトの胸像が登場していました。

うちにあるCDです。

チャイコフスキー / バレエ 「くるみ割り人形」作品71 : 全曲

チャイコフスキー / バレエ 「くるみ割り人形」作品71 : 全曲

  • アーティスト: アンセルメ(エルネスト), チャイコフスキー, スイス・ロマンド管弦楽団, グラズノフ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2001/01/25
  • メディア: CD


人気の高いこの作品、意外にもバレリーナでこれを踊りたくて仕方がない人は少ないようです。
以前、NHKの特集番組でインタビューされていたバレリーナたちは、みな一様に「やりたくない」と言っていました。


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mokekek

曲は大好きで時々聞くのですが、場面の情景を思い浮かべるくらいで、背景やストーリーに思いを馳せたことはほとんどありませんでした。友人のバレエの発表会で上演されたのを観に行ったこともありますが、踊りや衣装ばかり見ていましたし。色々ヒントになるようなことを紹介してくださってありがとうございました!
by mokekek (2005-11-23 10:01) 

ゴールドサックス

忘れていましたが、クリスマスの日の出来事でしたね!
大好きな曲です。
by ゴールドサックス (2005-11-23 19:39) 

Cecilia

mokekekさん、nice&コメントありがとうございます!
子供がいると「お菓子の国」の場面が楽しみになりますが、演出によってはそうでないものもあり、ちょっとがっかりします。
やはり定番の演出の方が安心できます。
センダックの絵本・・・お子様がもう少し大きくなったら、おなじみになりますよ!
今日、初めて知りましたが、バレエ制作に際し、文豪デュマ・フュイス(椿姫などの著者)が翻訳脚色した原本が使用されたそうです。
by Cecilia (2005-11-23 23:13) 

Cecilia

ゴールドサックスさん、nice&コメントありがとうございます!
この中の行進曲をELP(Emerson,Lake&Parmer)がロックにアレンジしています。
ジャズのアレンジもありますか?
by Cecilia (2005-11-23 23:16) 

wild-cat

こんばんは!
ちょっと前に(盛り上がって)お話させていただきましたねv(^^)
私が見たのは人形劇の映画版だったようです。
ちょっとずつ動かして撮影するやつでしょうか・・・クレイアニメのような。
くるみ割り人形がリアルで恐かったのですが、呪いが解けて王子になり、
その王子が実は従兄弟で~と言う展開に、子供ながらにキュン♪
と、ときめいてしまいました。
バレリーナは何故に演りたがらないんでしょうね???
by wild-cat (2005-11-23 23:28) 

Cecilia

山猫さん、nice&コメントありがとうございます!
その人形劇・・・教育テレビでしたか?
私も観た記憶があります。
(「魔笛」も観ました。)
金平糖の精の踊りは素敵ですが、原作を考えると「どうして?」って思っちゃいますよね!
バレエとしての芸術価値はないように思われているようです。
誰かが「チャイコフスキーの音楽によって救われている。」とおっしゃっていました。
山岸涼子の「テレプシコーラ」で最近、六花(ゆき)ちゃんがクララ役で活躍していました。
by Cecilia (2005-11-23 23:57) 

サンラブ

お早う御座います。
くるみ割り人形は、昔アニメかなにかで観た記憶があります。
バレエの作品もメジャーなとこしか知りませんがこのくるみ割り人形もバレエの曲とインプットされておりましたけどCeciliaさんのお話拝見すると色々あるのですね。
by サンラブ (2005-11-24 09:50) 

ピアノフォルテ

今日、ちょうど身体活動の授業でくるみのワルツを簡単にして学生さんたちに振付けたところでした!みんな「花のワルツ」は耳にしたことがあるので、楽しそうに踊ってくれました。そう、「胡桃・・・」の作品は評価が低いんですよ。あらすじに整合性が足りないとか、何を主題にしてるんだとかいろいろ批判を受けています。でもそういう部分を色々な振り付け・演出家が工夫して、クララの成長を前面に押し出したバージョンなどもありますよ。演劇の国イギリスのものは結構お奨めです。でも確かにチャイコフスキーの音楽が優れているため助かっている感じですね。私は雪の国にクララと王子様が移動する場面の曲が一番好きです。
by ピアノフォルテ (2005-11-24 15:12) 

Cecilia

サンラブさん、nice&コメントありがとうございます!
やはり定番の演出に慣れきってしまっているので、新しい演出はちょっと・・・という感じですが、センダックの演出〈・・・と言ってもだいぶ前らしい)には興味があります。
「かいじゅうたちのいるところ」など、センダック作品は、サンラブさんもお好きな雰囲気かもしれません。
by Cecilia (2005-11-24 22:36) 

Cecilia

ピアノフォルテさん、コメントありがとうございます!
「身体活動」がご専門のようで、もしかしたらあの女子大ご出身かも・・・と思っているのですが、どうでしょう?
ロイヤル・バレエなんかがいいのでしょうか?
あらすじに整合性がない・・・と言えば、何といっても「魔笛」です!!
私も雪の場面、好きです!!
by Cecilia (2005-11-24 22:40) 

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